Googleのソフトエンジニア、Katie Hempenius(ケイティ・ヘンプニウス)氏が、 2月7日 Twitterにてページ表示速度の改善に役立つGoogleアナリティクスの活用方法を情報提供してくださいました。
本日はこの件についてお話をします。
ページ表示改善をGoogleアナリティクスで簡単に!
Googleアナリティクスで見る「サイトのページ表示速度」手順

①ページ表示速度を改善したいサイトのレポートが確認できるGoogleアカウントへログインし、レポート画面を表示。

②Googleアナリティクスのレポートメニュー(左サイドメニュー)から、[行動]→[サイトの速度] → [ページ速度]の順に選択。

③上部の折れ線グラフの下にある表の、右上にあるドロップダウンリストが「平均読み込み時間(秒)」「サイト平均との比較」になっていることを確認。
④表の右下の[表示する行数]を「100」などに設定。
これだけで、「ページビューの多い順に」「各ページがどれぐらい遅いか」を確認できます。

Katie Hempenius(ケイティ・ヘンプニウス)氏 が提供してくれた画像でもわかるように、緑と赤の左右に分かれたグラフがスピードの早い遅いを表現されている為、大変わかりやすいです。
赤グラフが「遅い」という警告ランプ
ここで気を付けるのは、赤色のグラフ。
この赤グラフが出ているのが遅いページを表しています。
今回はページビュー数を基準にしている為、上から順にPV数の多い順なので上の方にある遅いページから速度改善していくことが、優先すべき対応と考えて良いでしょう。
改善すべきページを知ったら、改善案に頼ろう
上記方法で、「改善すべきページ」を知ることができたので、次は、「何をどう改善できるのか」を知るために、次の方法を試してみてください。
速度についての提案 利用手順
先ほど紹介した[ページ速度]のレポート画面とは別のタブで、改めてGoogleアナリティクスのレポート画面を表示させます。

Googleアナリティクスのレポートメニューから[行動]→[サイトの速度] → [速度についての提案]を選択(おそらく表示には少し時間がかかります)
※重要なのは、折れ線グラフの下にある 一覧表。
デフォルトでは、「ページビューの多い順に」並んでいるので、上からページを確認していき、
別タブで残している[ページ速度]の表示を並行で確認しながらで、赤い棒グラフが長くでていたページをみつけましょう。
[PageSpeed の提案]を表示しているタブにある、 一覧から対象のページが表示された列にある「合計○個」のリンクをクリック。

すると、新しいウィンドウで、そのURLをPageSpeed Insightsがその場で調査してくれ、その結果が表示されます。

このページの「改善できる項目」や「診断」を確認して、改善できる部分を改善していくことで、問題が改善され、そのページをより快適な情報に改良することができます。
以上、いかがでしたでしょうか。
どんどんアナリティクスもサーチコンソールも便利になっていきますね。
では、また。