検索エンジンは、エンドユーザーにWEBページを紹介する際、ユーザーが入力した「キーワード」をもとに、最適な情報を検出し、検索結果として表示してくれます。
つまりは、検索エンジンに自分たちの運営しているサイトを紹介してもらうためには、この「キーワード」を意識して施策をしなければ、見せたい人に自分たちのサイトを見てもらうことができないのです。
キーワードを制するものは、検索エンジンを制する。
ということで本日は、SEO(検索エンジン最適化)の施策やリスティング広告のキーワードマーケティングにおける基礎的な専門用語である検索キーワードの分類について解説していきます。
キーワードの3大分類|用語
ターゲットとなる閲覧者が検索するキーワードのうち、検索頻度の高いキーワードを「ビッグキーワード」、検索頻度は低いがより具体的な内容で検索するキーワードを「スモールキーワード」と呼びます。その中間として考えられるキーワードを「ミドルキーワード」と呼びます。
その中で、良く使われる「ビッグキーワード」と「スモールキーワード」について紹介します。
それぞれの性質は以下に記載しております。
ビッグキーワード
ビッグキーワードとは、 一般的に認知度が高く、誰でも思いつくような影響力のある「キーワード」のことを指します。
検索する際に、使用される頻度の高いキーワードという認識がわかりやすいかもしれません。
ビッグキーワードの特徴
ビックキーワードは、一般的に認知度も高く、検索される時に使用されやすいキーワードですので、上位表示させることができた場合多くの方に閲覧してもらいやすくなります。
その反面、ビックキーワードで検索するユーザーの思考は、基本的に目的が漠然としているケースが多く、すぐに行動(購入、訪問予約、問い合わせ等)を起こすユーザーが少ない傾向の高いキワードでもあります。すなわち、閲覧される可能性があっても、すぐに成果には繋がりにくいのです。
また、ビックキーワードは競合他社も同じように上位表示を狙うことから、競争も激しく順位を上げにくい。上位を目指すに必要な労力(人員・時間・お金)もその分かかってきます。
リスティング広告の場合、競合が多いため相場も高くなり、かける費用も割高になるケースが多いです。
ビックキーワードを狙う=大変な上に成果が出にくい =費用対が合わないケースが多い
というのが、現状です。
※もちろん、ビッグキーワードでなければユーザーが獲得できない業種などもあるので、一概にビッグキーワードがダメいうわけではありません。
ビッグキーワード例
「東京 ホテル」「神奈川 新築」「大阪 リフォーム」「福岡 美容室」「新潟 お米」「和歌山 みかん」などなど
スモールキーワード
スモールキーワードは、一般認知度の低いキーワードで、検索する際に利用される頻度の低いキーワードを指します。ここを制するサイトは、はっきり言って無敵です。
特徴
ユーザーが、検索をする際に自身の状況や要望、悩みなどを入力するため、具体的で明確な目的を持っているケースが多いです。
そのため、ビッグキーワードトラベルとスモールキーワードを使用して流入してきたユーザーは、閲覧後サイトに問い合わせをするなど、行動に繋がりやすい傾向があります。
もちろん、内容が伴っていることが大前提ですが。
また、スモールキーワードは、競合が少ないため、順位の上位を取りやすいです。
ホントは細かいことユーザーが調べているのに、サイト運営側が書いていない、端折っているなってことが非常に多いのが現実です。
もう一つ利点があって、スモールキーワードは外にバレにくいため、独占できることが多い。
スモールキーワード例
「田町 美容室 メンズ アシンメトリー」
「船橋 新築 アイランドキッチン ガラス張りのお風呂」
「千葉市 フッ素を推奨しない 歯科」
「名古屋 結婚式 二次会 生バンド 音響環境が良い」などなど
さいごに
今回はキーワードの分類についてお話しました。
キーワードとは、「KEY(謎を解くための鍵)」「WORD(単語)」という組み合わせでわかるように検索エンジンが紹介するための「KEY」であると同時に、検索を利用をして情報を得ようとしているエンドユーザーの「KEY」でもあるのです。
検索エンジンを利用するターゲット(エンドユーザー)を集客するためには、この「KEYWORD」を理解し、種別し、選定すること。
その上で、対策をとることが重要です。
以上、ビッグキーワード、スモールキーワードについてでした。
いかがでしたでしょうか。
では、また。
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