SEOチェックツール「Lighthouse(ライトハウス)」とは
「Lighthouse」とは、運営しているサイトにおいて、きちんとSEOに関係した設定がなされているかどうかをチェック出来る、Google社公式のSEOチェックツールです。
正確には、既存の拡張機能にSEO監査項目が追加されました。
それが、「Lighthouse(ライトハウス)」というChrome拡張機能です。
ちょうど一年前くらいから、Google社が提供しております。
このツールはGoogle社が提供するブラウズ「Chrome」の拡張として利用いただけます。
なぜGoogle社の公式を推奨するのか?
筆者がGoogle社の公式を推奨するには、きちんと理由があります。
日本の検索エンジンのシェア95%以上が「Google社の検索エンジン」
SEO=検索エンジン最適化
日本の検索エンジンのシェアはGoogleが約75%、Yahooが約22%と言われております。
また、Yahoo社の検索エンジンは、2011年からGoogle社の開発している検索エンジンを利用しているため、97%がGoogle社製の検索エンジンとなる。すなわち、検索エンジン最適化の「検索エンジン」とはGoogle社の検索エンジンのことを意味します。
ということは、検索エンジンの開発元であるGoogle社が提供するツールであれば、そのアルゴリズムに沿ったSEOがなされているかの判断が的確に分析することが出来るため、信用できるツールと考えて間違いないでしょう。
※上記データは、 解析サービスを提供しているStatCounter の情報を参考にしております。( 2018年1月~2018年10月までの期間指定で計測した数値)
Lighthouseを使うと、SEOやページのパフォーマンスやアクセシビリティ、PWAの対応状況などを検証できます。

インストールすると灯台のアイコンがChromeのツールバーに追加される(Lighthouseは下図右部赤枠にある「灯台」アイコンのこと)。

SEO機能を使用する時は、アイコンをクリックし、Optionsを選択し、項目の中の「SEO」にチェックが入っているか確認し入っていればOK。なければ選択する。


確認したい項目だけをチェックして実施しましょう。


検証が始まると、自動的にブラウザが動きます。ブラウザの上部に「Lighthouse」がこのブラウザをデバッグしています。という通知が出ている間は処理中なので、何もせずに待ちましょう。
検証結果は英語表記
Lighthouseのレポートは残念ながら英語のみなので、表示される内容を簡単に解説します。
各セクションの意味
Failed Audits ―― 失格の項目
Passed Audits ―― 合格の項目
Additional items to manually check ―― Lighthouseが自動では検証できないので、手動でチェックする項目(モバイルフレンドリーや構造化データのチェッカーへのリンクが示されます)

最後に
現状の機能が、検索順位にすべて大きな影響を及ぼしているのかというと、筆者的にはなんとも言い難い気もするので、現状は「参考として見てもらうツール」と考えてもらえればいいのではないか。
項目もまだまだ必要なものが不足しているし。
Google社もすべてを明らかにするわけにもいかないのだと思うので、完璧なものはこの先も期待はできない。
しかしながら、「今後も拡張・強化、それに関するガイドなどの提供も考えている」と宣言されているので、使いやすさなどの向上には期待してもいいと思う。
以上、本日はGoogleが公式で提供しているSEOチェックツール「Lighthouse(ライトハウス)」に関するお話でした。
いかがでしたでしょうか。
では、また。