モバイル ファースト インデックス(MFI)に移行しているかどうか、移行が完了している場合はいつ移行が完了したかをGoogle Search Consoleで確認できるようになりました。
インデックスクローラ
モバイルファーストインデックスに移行しているかどうかは、Search Consoleの「設定」内にある【インデックスクローラ】から確認することができます。
【インデックスクローラ】の状況が、
スマートフォン用Googlebotになっているか、それともパソコン用Googlebotになっているかで判断が可能です。
スマートフォン用Googlebot になっていれば、モバイルファーストインデックスになっている状態
パソコン用Googlebotになっていれば、従来通りのPCページがインデックスの基準の状態
実際に「インデックスクローラ」の状況を確認してみた
モバイルファーストインデックス対応済みの状況

上記は、スマートフォン用googlebotになっているので、モバイルファーストインデックスに移行できていることがわかります。また、その横に(切替日: 2018年8月23日)と記載があるということで、 2018年8月23日 にモバイルファーストインデックスに切り替わったということがひと目で判断つくようになっています。
モバイルファーストインデックス未実装の状態

上記の場合、パソコン用のGooglebotになっているので、まだモバイルファーストインデックスになっていないのがわかります。
※上記のサイトは立ち上げて1ヶ月未満のサイトなのですが、現段階ではいきなりスマートフォン用Googlebotでクロールする(モバイルファーストインデックス実装している)わけではなく、まずはパソコン用Googlebotで対応しているようです。7月1日からは、最初からモバイルファーストインデックスになりようです。
切り替わった場合、このような表示で画面上で報告してくれます。

他にもカバレッジや構造化データ、AMPなどのレポートでもメインクローラという表示が追加され、どのクローラの情報を元にデータを抽出しているかがわかるようになっているます。
各項目のタイトル下に表示されます。
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モバイルファーストインデックスが開始されて、一年と三ヶ月あまり。
検索結果に表示されるページの50%以上がモバイルファーストインデックスに切り替わったとのことです。
今回のように、運営側が簡単に状況を目視で確認できることは非常に嬉しいことですね。
モバイルファーストインデックスの話が発表されてから、未熟なWEBコンサルを名乗る方々が、ITリテラシーの低い企業に対して不明瞭な状態の情報を餌に、見当違いな改善を提案・実施し、なんの効果も得られず費用だけ捻出させられていた事案を間近で何件も見てきました。
今回のように、いろいろなものが可視化されることで、こういった被害が少なくなることを切に願っています。と同時に、企業自体のITリテラシーがもう少し向上してほしい。
ということで、今回のお話はここまで。
参考になれば幸いです。
では、また