Googleの求人検索機能が、1月に日本でも導入されました。
本日は、Googleが提供する「しごと検索」についてお話します。
Googleが提供する 「しごと検索」
「しごと検索」とは
その名の通り、「求人検索」機能。
求人情報に特化した機能のことです。
求人に関連するクエリ(キーワード)が検索されると、企業の求人ページや求人・転職サイトに掲載されている求人情報を集約して検索結果に掲載します。
この機能は、モバイル検索と PC 検索の両方で利用できます。


「しごと検索」求人検索機能は、2017 年 5 月に Google for Jobs というサービス名で発表されました。
そこからJob Posting というネーミングで 2017 年 6 月の米国でのリリースを皮切りに、南米、中東、北アフリカなど世界中のさまざまな国と地域に広がり、インドやシンガポール、香港などアジア諸国でも導入が開始。
そして2019年、いよいよ日本でも導入が開始されました。
JobPosting 構造化データでマークアップ
求人募集を行っている企業および求人・転職サイトは、構造化データの実装によりしごと検索に掲載させることが可能になります。
具体的には、schema.org/JobPosting でマークアップします。
実装の詳細およびガイドラインは、デベロッパーサイトで(日本語でも)公開されていますので、こちらを参考にすることをおすすめします。
すでに、日本での導入を先読みし、多くのサイトがすで実装を済ませているようです。
実際に、某大手社の求人広告媒体(ここ数年、よくTVで見かける媒体)担当の方から、直接「その存在の驚異」や、「同業者としてどう意識しているか」「勝算はあるか」などについて、筆者も以前から何度もお話を伺っていたので、事前に実装している会社が存在する事は、当然といえば当然と感じております。
※職探しをしている方は、「しごと検索」の使用方法を公式ブログの情報を確認することも可能です。
「しごと検索」の影響力とは
ここで書くことは、筆者の経験と集めた情報をもとにした、一個人の見解ですが参考までに。
「しごと検索」の導入開始は、求人・転職サイトにとって、大きな驚異でしょう。
逆に、求人掲載にお金をかけて対応していた企業にとっては、自社サイトあるいは、自社運営の採用サイトをきちんと運用することで求人広告費を大幅に削減し、自社サイトだけで求人を集めることも可能に。
これは、大きなチャンスです。
年間、何百万~何千万というお金を削減できれば、会社にとっても大きな利益になります。
この機会に、企業はきちんと採用に関して対策を打つべきです。
対応する・しないは、数年後の支出に大きく影響が出るでしょう。
最後に
実際に、アメリカでは「Job Posting」の需要が盛んになり、多くの求人・転職系の媒体が淘汰されている状態だと聞いております。
このことからもわかるように、
今後「しごと検索」が日本の求人業界を大きく揺るがす事は、間違いないでしょう。
以上、Googleが提供する新サービス「しごと検索」についてのお話でした。
いかがでしたでしょうか。
YAMASHOblogライターは、SEOや求人サイトの運用についてなど、コンサルティングも行っているので、興味のある方、相談がある方は、いつでも遠慮なくお問い合わせください。
では、また